dust

/ dʌst /


"dust" は、「ほこり」「ちり」という意味を持つ名詞です。
空気中に浮遊している微細な粒子や、物の表面に積もる粉状の汚れを指します。
一般的には掃除の対象となることが多く、「小さくて目立たないもの」として日常生活で頻繁に登場します。


意味

名詞

表面にたまる微細で乾燥した物質の粒子。

動詞

表面からほこりを取り除くこと、通常は拭いたりブラシで掃いたりすること。

動詞

ほこりで覆う、またはほこりを振りかけること。


使い分け

dust の意味と使い方

dustは主に「ほこり」や「塵」を意味しますが、動詞としては「ほこりを払う」という意味でも使われます。この単語は日常生活の中でよく目にする言葉です。

他に似たような意味を持つ単語として、dirtgrimeがありますが、それぞれ微妙に異なるニュアンスがあります。

dirtは、一般的に「汚れ」や「土」を指します。例えば、庭や道路の土など、自然界に存在するものです。対して、dustは主に空気中に浮遊している小さな粒子のことを指し、特に家の中や物の表面にたまるものを指すことが多いです。

また、grimeは「油汚れ」や「すす」といった、より頑固で取り除きにくい汚れを指します。例えば、キッチンの換気扇や車のボディについた汚れなどが該当します。つまり、dustは軽い汚れ、dirtは一般的な汚れ、そしてgrimeは特に頑固な汚れという違いがあります。

I need to dust the shelves; they are so dirty.
棚のほこりを払わないと、すごく汚れている。

She dusted the furniture before the guests arrived.
彼女はゲストが来る前に家具のほこりを払った。


用例

kick up dust B2

騒ぎを起こす

The protest kicked up dust in the quiet town.

その抗議は静かな町で騒ぎを起こした。


dust off B1

ほこりを払う、再び使うことを暗示する

I need to dust off my old guitar and start playing again.

古いギターのほこりを払って、再び弾き始める必要がある。


dust to dust C1

生と死のサイクルを指す

We are all made from dust, and to dust we shall return.

私たちは皆、塵から作られ、塵に帰るのです。


dust bunny A2

小さなほこりの塊

I found a dust bunny under the couch.

ソファの下にほこりの塊を見つけた。


throw dust in someone's eyes C1

誰かを欺く

He threw dust in her eyes with his lies.

彼は嘘で彼女を欺いた。


dust jacket B2

本の保護カバー

The book's dust jacket is beautifully illustrated.

その本のカバーは美しくイラストされています。


dust off the cobwebs B2

頭をリフレッシュする

I need to dust off the cobwebs before the exam.

試験の前に頭をリフレッシュする必要がある。


dust in the wind C2

取るに足らないもの

All our efforts felt like dust in the wind.

私たちの努力はすべて風の中の塵のように感じた。


語源

英単語「dust」の語源は、古英語の「dust」から来ています。この単語は、さらに遡ると古フランス語の「doste」やラテン語の「pulvis」に関連しています。「pulvis」は「粉」や「塵」を意味し、一般的に目に見えない小さな粒子を指します。

「dust」という言葉は、元々は「細かい粒子」や「地面にたまる微細な物質」を意味していました。古代の人々にとって、塵は日常生活の一部であり、特に農業や家事において重要な存在でした。そのため、この言葉が持つ意味は、物理的な塵を超えて、象徴的に「無駄」や「価値のないもの」を指すこともあります。

このように、「dust」という言葉は、古代から現代まで人々の生活に密接に関わってきた存在であり、その語源を知ることで、私たちの日常生活における塵の重要性や意味を再認識することができます。


旅先で使える例文集

The wind stirred up dust as they crossed the ancient ruins.

彼らが古代の遺跡を渡ると、風がほこりを舞い上げた。

In the dim light, the wizard brushed off the dust from his tome.

薄暗い光の中、魔法使いは自身の書物のほこりを払い落とした。

As the battle raged on, the air was thick with dust and smoke.

戦闘が続く中、空気はほこりと煙で重くなった。

The merchant's stall was covered in dust after weeks of neglect.

商人の店は、数週間の放置でほこりに覆われていた。

She found an old relic, its surface coated in a fine layer of dust.

彼女は古い遺物を見つけたが、その表面には薄いほこりの層がかかっていた。


ライバルと差がつく例文集

I found dust swirling in the sunlight, a reminder of how fragile our existence is in this vast universe.

日差しの中で舞うホコリを見つけた。これは、この広大な宇宙の中で私たちの存在がいかに儚いかを思い出させる。

Every time I clean, I feel like I’m shedding layers of dust, revealing the authentic self beneath.

掃除をするたびに、ホコリの層を脱ぎ捨てて、本当の自分を露わにしている気がする。

It’s incredible how much dust accumulates when you’re too busy living a sustainable lifestyle to notice.

持続可能なライフスタイルに夢中で気づかないうちに、これほどまでにホコリがたまるなんて驚きだ。

I use my iPad Pro to sketch the dust particles dancing in the air, capturing their beauty in real-time.

iPad Proを使って空中で踊るホコリの粒をスケッチし、その美しさをリアルタイムで捉えている。

As I meditate, I visualize dust as the ego, slowly dissolving in the light of awareness, cleansing my spirit.

瞑想しながら、ホコリをエゴとして視覚化し、意識の光の中でゆっくりと溶けていく様子を想像している。それは、僕の精神を浄化してくれる。


会話

👨 So, this is it? We're stuck watching the dust settle before everything goes boom? つまり、これで終わり?爆発する前にホコリが落ち着くのを見てるだけ? 👩 Seems like it. But hey, at least we’ll leave this world cleaner than we found it. そうみたいね。でも、少なくとも私たちはこの世界を見つけたときよりもきれいにして去ることになるわ。 👨 I always thought I'd go out with a bang, not a broom. 自分は派手に散ると思ってたけど、まさか掃除しながらとはね。

関連語